忘れないうちに、前回からの覚え書きの続きです。
で、使用ソフト3種、コーデック2種をインストールしたら、まずはDVDをパソコンに取り込んで保存します。ディスクをドライブに挿入後、DVD Decrypterを起動して、細かい設定はこちらのページ(懇切丁寧で助かりました)を参照して自分のPCの能力を考慮しつつ調整します:
DVDコピーの必需品「DVD Decrypter」の使い方
次に、『モード』メニューから、『ISOモード』というのを選択して、
DVDを丸ごとコピーします。 最初、何回やっても、16分経過のところで、『I/Oエラー』というのが出てコピーが中断してしまって、困ったなーということになったんですが、いろいろ検索した結果、何のことはない、ディスクが汚れているのではという結論に達しまして、ドライブから出してみましたところ、たしかに一カ所、筋のような汚れが。新品でケースから出したばかりのDVDだったんですけどね。なんで? とにかく、眼鏡ふきで汚れを拭ったところ…見事復活!今度は無事に最後までコピーできました。
で、コピーが完了したら、DVDを取り出します。そして今度はDaemon Toolsというソフトを起動。これは、DVDディスク本体がなくても、ディスクからコピーしたファイルを仮想ディスク、つまりバーチャルなディスクとして認識してくれるというスグレモノです。わかりにくい? では
こちらを読んでいただきましょう。使い方がばっちりです。
DVDからコピーしてISOという形式で保存したファイルを、上記Daemon Toolsで仮想ディスクとしてマウントします。なぜこの作業が必要かというと…3番目のソフトウェア、BitRipperと関係があります。BitRipperは本来、DVDディスクから直接コピー&ファイル変換ができるんですが、本物のディスクから直だと、何故かエラーが出るらしいのです。ですので、ちょっと手間ですが、一旦、DVDをコピーしたファイルから仮想のディスクを作成し、BitRipper君にはそれを読み込んでもらうという回り道をするわけです。
さて、BitRipperの詳しい使い方は前回の記事でもご紹介した
こちらのページからどうぞ。このソフトによって、aviという形式のファイルに変換し、どんなパソコンでも見れるようにします。aviファイルに変換すると、圧縮がかけられるため、50分ほどのビデオで、ISOファイルにした時点で3GBほどの大きさがあったのが、300~400MB程度に小さくなるので、保存にも便利なわけですね。
あ、筆者がやらかしたミスは、抽出後のファイルの名前&保存先のフォルダをきちんと指定せず、ちゃんと保存できなかったのがあって、やり直ししました。ファイルには適当な名前をつければよいです。
さて、ここで、例のコーデック(圧縮プログラム)が使用されます。『Settings...』という各種出力設定のためのボタンを押しますと、別ウィンドウが開いて、映像用、音声用にそれぞれ、プルダウンメニューでコーデックが選べるようになっています。ここで、前回の記事でインストールしておいた、Div xと、Lame MP3が選択肢に出てきますので、それぞれ選びます。
あとは、リッピングスタート、というボタンを押すのみです。一時間ぐらい放っておくと、完了のメッセージが出ます。保存先のフォルダを開いてみると、あら、aviファイルができてます!簡単!それを、あらかじめデスクトップに作成した共有フォルダに移して、Macから取りに来れるようにしておきます。
そして筆者のMacBook Proから、無線LANのネットワーク経由で先ほどのWinマシンの共有フォルダに接続、ファイルを取ってきます(手間ですが、ディスクに焼いたり、外付けHDやメモリで受け渡しもできますね)。上記の手順で作成したaviファイルのアイコンは、Macに持ってくると、QuickTimeのアイコンに変わっているはずです。そのまま、Macに標準でインストールされているQuickTimeで開いて見ることもできますし、
VLCという映像再生ソフト(フリーです)でも見る事ができます。
本当に少しですけど、映像と音声にズレがあるような気もしますし、音声が途中で乱れることもありますが、そういう時はちょっと巻き戻してやるとスムーズに再生されます。画質はまあまあといったところですが、元来がエクササイズの指南ビデオなので、あんまり関係ないですね(笑)。